県競馬組合議会(佐々木順一議長)は17日、盛岡市内で定例会を開き、組合は2019年度の黒字額が3200万円となる見込みを示した。禁止薬物問題で計7日間開催を休止したが、インターネット発売の好調などにより単年度の収支均衡は13年連続で達成の見通し。発売収入計画額407億円余とする20年度一般会計予算案などを可決し、同年度も競馬の公正確保を第一に事業運営していく方針を確認した。

 議員10人と組合関係者20人が出席。組合管理者の達増知事は「19年度も禁止薬物陽性馬が出たことは誠に残念で重く受け止めている。引き続き再発防止策に取り組み、信頼回復に努めていく」と述べた。

 20年度は年間130日、約1440レースの開催を計画。強い馬づくりや馬資源確保に向け、賞典費の増額や厩務(きゅうむ)員手当の拡大も行う。岩手競馬最高峰レース・南部杯は1着賞金を500万円増額し5千万円にする。