マリナーズの菊池雄星(花巻東高)が16日、アリゾナ州ピオリアでキャンプ2度目の投球練習に臨んだ。最速94マイル(約151キロ)で、見守ったイチローさんにも高評価を受けた。「内容は濃かった」と手応えを口にした。

 メジャー1年目の昨季は6勝11敗に終わった。プロ野球西武時代より腕が下がり、下半身の力を十分にボールに伝えられない状態が続いた。「それに気が付いていても中4日、ブルペンでの球数も制限されている中ではなかなか修正し切れなかった」

 今年はテークバックで腕を高くしたという。オフはキャンプ地近くに拠点を構え、基礎体力の強化とともに課題修正に取り組んだ。自主トレーニングから何度も受けている正捕手マーフィーは「真っすぐにすごく勢いが出ている。手元でもよく伸びている。去年よりフォームも安定した」と変化を指摘する。

(ピオリア共同=小西慶三)