プロ野球南海(現ソフトバンク)で戦後初の三冠王となり、指導者としても南海、ヤクルト、阪神、楽天を率いて3度の日本一に輝いた野村克也さんが11日、死去した。野村さんは2006年から4年間、東北を本拠地とするプロ野球楽天の監督を務めた。盛岡市の県営球場でも熱戦を繰り広げ、数々の名言でスタジアムを盛り上げた。

 06年4月21日の西武戦は1-11と大敗。報道陣の「序盤の失点が最後まで響きましたね」の問いに対し「その通りです」と仏頂面で一言。岩手のファンに「しょうもない野球をしてすいません。次は頑張ります」と雪辱を誓った。

 07年7月3日のソフトバンク戦は六回に7連打などで7点を奪い、8-6で逆転勝ち。先発したルーキー田中将大(現ヤンキース)が6勝目を挙げた。指揮官は「連打は一番確率の低い点の取り方。それが出たというのはマー君マジックだ」と上機嫌だった。