【東京支社】達増知事は31日、東京都内で日本記者クラブの会見に臨み、国際リニアコライダー(ILC)計画について「日本学術会議のマスタープランで大型研究計画に選定され、政府としても欧米各国と協議を進めながら財源を本格検討すべき段階に進むと期待している」と強調した。

 建設候補地の地元自治体として、ILCの誘致実現に向け「外国人研究者や家族の受け入れ態勢整備などの準備を進める。国民的機運を高めるため研究の重要性を発信していく」と語った。

 このほか、本県での復興道路の整備や北上川流域への自動車・半導体関連産業の集積などの状況を説明。県内就業の促進、医療福祉の充実などの施策もアピールした。

 質疑で、東京一極集中の是正策について問われ「地方での起業にインセンティブ(奨励策)を付けるなど(国が)もっと誘導すべきだ」と提案した。