奥州市のボランティア団体「音声訳はなことばの会」(中井慶会長)は、視覚障害者向けに市内の観光情報をまとめたデジタル録音図書「声で伝える奥州市の魅力」を作った。市が発行するガイドブックや、各記念館や博物館のパンフレットを読み上げて録音し、8日は完成品を市に寄贈。同会設立30周年記念として企画し、誰もが安心して地域観光を楽しめるように願いを込めた。

 収録内容は市内にある歴史公園えさし藤原の郷や高野長英、後藤新平、斎藤実などの各記念館、国立天文台水沢VLBI観測所の観光情報など。約5時間にまとめた。完成品は県内の特別支援学校や同市社会福祉協議会のほか、観光に来た時に役立ててもらおうと東北6県の視覚障害者福祉団体にも寄贈する。