県漁連は2020年度第1期(11月分)のアワビの水揚げ状況をまとめ、数量は69・9トン(前年同期比11・8%増)となった。震災以降最低だった昨年の同じ時期と比べて口開けは順調だが、海藻不足でやせた個体が目立ち、量が伸び悩んだ。漁業者にとって冬場の貴重な収入源だが、厳しい状況が続いている。

 アワビの個体数は近年、減少傾向が続く。津波による稚貝流出や放流数減少、餌となる海藻が減る磯焼けなどが指摘され、今季は資源保護のため漁を見合わせる漁協もある。