北上川の治水対策として国土交通省が一関市、平泉町の流域で進める一関遊水地事業で、同省と遊水地に利用される農地などを所有する地権者2団体は7日、地役権設定とそれに伴う補償の協定を結んだ。

 国内3番目の規模を誇る約1450ヘクタールの広大な遊水地は事業着手から48年を経て、長年の懸案だった補償問題は大きく前進した。団体交渉の段階を終え、早ければ年明けにも地権者と補償額の個別協議に入る。