大槌町は来年1月から、海の「磯焼け」対策で間引いたウニを蓄養する実証事業を本格化させる。痩せたウニを陸上の水槽に移し、地元で取れた野菜の端材やワカメを与えて育てる方向。ウニの出来や事業の実現性を3年かけて検証する。県内でも珍しい取り組みで、漁場の環境改善を図りながら漁業者の冬季の収入源確保を目指す。

 実証事業は地元の産学官民で取り組む。北里大が飼料開発や技術指導、NPO法人三陸ボランティアダイバーズ(大船渡市)がウニの採捕、新おおつち漁協が給餌や水の管理を担う予定。