サントリー文化財団(大阪府)は2日、地域文化の発展に貢献した活動を顕彰する第42回サントリー地域文化賞に本県沿岸などで開催している「三陸国際芸術祭」(代表・中村一郎三陸鉄道社長)を選んだ。同芸術祭は東日本大震災の被災地支援をきっかけに始まり、沿岸各地で地元とアジアの団体が郷土芸能を披露。多様な交流を生む創造的な復興の取り組みとして高く評価された。

 同芸術祭は2014年に大船渡市などでスタートした。規模を拡大し、19年は八戸、宮古、大船渡の3市を中心に広域で開き、インドネシアの芸能団体が各地の団体や学校を訪問。演技の披露やワークショップで交流を深めた。

 今年の地域文化賞(賞金300万円)は全国で5団体が選ばれた。