二戸市石切所の福岡工高(池田明宏校長、生徒131人)の千葉和貴さん(機械システム科3年)は、高校生には難関とされる合格率9・8%の国家資格「第3種電気主任技術者」(電験3種)に合格した。進学を予定する千葉さんは「幅広い知識を身に付け、社会に貢献したい」と意気込みを新たにする。

 電験3種は発電所や工場、ビルなどの電圧5万ボルト未満の電気設備を保安監督できる。試験は理論、電力、機械、法規の4科目があり、3年間で全てに合格すれば資格が得られる。

 高校の電気系学科卒業程度の知識が必要で、高校生にはかなりの難関だ。本年度の電験3種は全国で3万9010人が受験し、3836人が合格。電気関連図書を出版する電気書院によると、高校生での合格は全国で22人、本県は唯一。同校では2008年度以来、12年ぶりの合格者となった。