2020.12.25

運営難 閉園やむなく 盛岡の釣り堀「高松芝水園」、市は活用模索

入り口のゲートが閉ざされた高松芝水園。有効活用を望む声も上がっている
入り口のゲートが閉ざされた高松芝水園。有効活用を望む声も上がっている

 盛岡市の高松公園内の釣り堀「高松芝水園(しすいえん)」について、岩手日報社の特命取材班に「門が閉められ、立ち入り禁止になっている」と疑問の声が寄せられた。取材を進めると、老朽化や来場者の減少など複数の要因で運営が立ち行かなくなり、閉園を余儀なくされていた。高松公園は多くが訪れる観光スポットでもあり、管理する市は有効活用を模索する。

 人工池がある同園は1956年に釣り堀として開園。敷地面積約3万平方メートルで、高松池の北側に位置する。市から委託を受けた盛岡観光コンベンション協会(谷村邦久理事長)が管理運営し、4~11月に放流したフナやコイ、自然発生したザリガニを釣ることができた。

 長年、家族連れや観光客の憩いの場として親しまれてきたが、来場者のピークは90年前後の年間約8千人。徐々に減少し、2019年度の入場者は4~8月の5カ月間で約1800人にとどまった。同年8月には1人で管理していた管理人が亡くなったため休園となり、今年3月に正式に閉園した。

 

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