県は23日、雫石町内の病院で発生した新型コロナウイルスの県内最大の院内クラスター(感染者集団)について、厚生労働省の対策班による分析結果を示した。感染経路は不明だが、11月20日前後の発症が確認されたほか、同月下旬には複数の入院患者に発熱があったものの検査などには至らなかったことも分かった。対策班は早期の保健所や県への相談や情報共有を提言している。

 施設名は非公表だが、同町の鶯宿温泉病院はホームページで、併設施設を含め患者や職員ら86人の感染を発表している。県によると、職員の家族ら関連の感染は23日時点で計98人に上り、入院患者約90人のうち47人が感染している。