一関市の舞川中(野原勝博校長、生徒40人)で18日、国際リニアコライダー(ILC)特別授業が行われた。1年生7人が実験などを通じて研究内容や素粒子に理解を深めた。

 市内の中学生を対象に2016年度から市が実施。新型コロナウイルスの感染防止のためオンラインで、茨城県つくば市の高エネルギー加速器研究機構(KEK)素粒子原子核研究所の藤本順平講師がILCの概要などを説明した。

 藤本さんは「ILCで宇宙の成り立ちを調べることができる。皆さんが研究者として研究に携わり、新たな発見をしてほしい」と期待を込めた。

 素粒子物理学を身近に感じてもらおうと、ドライアイスとアルコールを使って粒子が通った跡を観察する実験も行った。

 小野寺琥太郎さんは「フワフワした粒子の跡を見て不思議に思った。将来ILCが完成したら見学したい」と夢を膨らませた。