2020.12.16

金色堂 往時の輝き 中尊寺、金箔補修終え法要

保存修理工事を終え、輝きを取り戻した中尊寺金色堂=15日、平泉町平泉
保存修理工事を終え、輝きを取り戻した中尊寺金色堂=15日、平泉町平泉

 平泉町平泉の中尊寺は国宝の金色堂で行っていた保存修理工事を終え15日、記念の法要を行った。修繕は1968年の昭和の大修理以来で、壁面に生じた亀裂や剥がれた金箔(きんぱく)を補修。「平泉の文化遺産」の世界遺産登録10年を前に、美しさを取り戻した。

 法要は約20人が出席。奥山元照(げんしょう)貫首が導師を務め、10人ほどの僧侶たちが金色堂の周囲で平穏無事を祈念し、お経を上げた。法要を終えて奥山貫首は「金色堂は世界遺産平泉の中心となる建物で後世に伝えるべき重要な文化財。輝きとともに、藤原氏の平和への思いが未来に伝わってほしい」と願った。