ワサビ 清水にきりり 遠野・宮守で収穫最盛期

東北有数のワサビ産地・遠野市宮守町達曽部(たっそべ)で、ワサビの収穫が最盛期を迎えている。
同町達曽部の農業福地孝市さん(68)は約40アールで栽培する。9日は水温10度の湧き水が流れるハウス内で妻の千津子さん(65)らとワサビを掘り起こした。冬は寒さで実が締まり、辛みや粘りのあるワサビに仕上がるという。
福地さんは「コロナで厳しい状況が続いている。ぜひ使ってほしい」と作業に励み、千津子さんは「殺菌効果もあり、免疫力も高める。各家庭で食べてほしい」と勧める。