2020.11.08

岩沢・水沢鉱山跡(北上市和賀町)=11月7日8時5分~

北上ヒストリーツアー「水沢鉱山」を訪ねて!

報告:日本自然保護協会 自然観察指導員 鈴木清明

さあ!紅葉の歴史遺構へ出発です!

 本日は南部藩時代から300年近く栄え、昭和に閉山した北上市和賀町岩沢の水沢銅山(金・銀の産出も)があった水沢鉱山の溶鉱炉跡を探し求め、紅葉の彩りの中、遺構が立ち並ぶ姿を感慨深く、往時に想いをはせながら体感してきました。

 最盛期には3000人が一帯で暮らし、劇場、小学校、病院、郵便局などの跡地があり、当時の暮らしぶりをしのぶことができました。

 周辺には採鉱や選鉱そして製錬跡があり、そこで発生したスラグなどが捨てられ、山ができていました。そこには緑青の発生した小石や水晶、硫黄苔(愛称:モンローリップ)の子器が、あたかも花が咲いたようで印象に残りました。

 本日は天候が急変しながら小雨、晴れたり再び雨となったりと忙しく変化し、周辺の紅葉の景色が、より一層色彩が鮮やかになって参加者も絶景に感動していました。車道上にはクマの落とし物も2カ所で見られました。季節を変えて再度訪れたい場所の一つだと思いました!

紅葉に包まれる水沢鉱山精錬所跡地!
ガラス状になったスラグの山に往時をしのぶ参加者!
今にも児童の声が聞こえてきそうな小学校跡地!
この山の中、住民の娯楽の場、歌舞伎が行われた劇場跡地です!
元禄時代の供養塔とキリシタン墓石
稲荷鉱の坑道口から内部をのぞく参加者!
ズリ捨て場をのぞき見る参加者!
雨上がりの趣きある晩秋の遺構広場
夏油高原スキー場方向へ続く晩秋の山道!