県は7日、国際リニアコライダー(ILC)の誘致実現を目指し、盛岡市の岩手大で理工系高校生が研究成果を競うコンテストを開き、1位の知事賞に盛岡一のチームが選ばれた。

 「いわての高校生サイエンス&エンジニアリング・チャレンジコンテスト フォー ILC」には、盛岡一、盛岡三、水沢、水沢工、一関一の5校7チーム(28人)が参加。審査員の同大研究者らに、物理や工学分野の研究成果を発表した。

 1位に輝いたのは盛岡一理数科2年の松尾典晟(てんせい)さん、松尾泰晟(たいせい)さん、西谷祐人(ゆうじん)さん、藤沢泰地(たいち)さん、女鹿(めが)翼さんの5人。ILCの加速器やトンネルを模した実験装置を作製し、断層型地震が岩盤などに及ぼす影響を考察した。

 リーダーの松尾典晟さんは「コンテストを通じてILCにいろんな携わり方があると知った。自分は加速器自体の議論に関わってみたい」と関心を高めた。

 1位のチームメンバーは、国内の研究施設への派遣研修に招待される。