宮古市の田老一小(筒井裕一校長、児童108人)と県NIE協議会(会長・田代高章岩手大教授)は6日、同校でNIE実践交流学習会を開いた。公開授業で、教員ら約30人が新聞を用いて東日本大震災への学びを深めるノウハウに触れた。

 同校の箱石淑子教諭は総合学習で「わたしたちのまちの今、そして未来」をテーマに授業を展開。6年生17人が各自で復興の課題を設定し、スクラップ記事を用いて模造紙などにまとめ「命を守るために私たちができること」「新三陸道の現状と未来」といった学習の成果を発表した。

 花輪駿弥君は「自然災害と共存していくために」と題し、地域の被害と対策を説明。「津波が防潮堤を乗り越えたらたくさんの命が奪われる。被害を繰り返さないためには、高台移転や日ごろの避難訓練など、みんなで安心な町をつくることが大切だ」と訴えた。