2020.11.07

外来植物「アレチウリ」問題化 二戸市内、農作物の成長阻害

斜面や木々を覆うアレチウリ。農地では作物を覆い生育を阻害している=二戸市石切所
斜面や木々を覆うアレチウリ。農地では作物を覆い生育を阻害している=二戸市石切所

 「近所の空き地や道端につる状に広がる植物が繁茂している」と、二戸市石切所の会社員坂本大輔さん(41)から岩手日報社の特命取材班に情報が寄せられた。取材を進めると急速に広がる外来植物「アレチウリ」が、市街地や農地を覆い問題となっていることが分かった。

 軽米町山内の県農業研究センター県北農業研究所作物研究室の大里達朗室長(56)と小野直毅さん(27)に尋ねたところ、国が特定外来生物に指定するアレチウリという植物だという。

 北米原産の1年生植物。つる性で約5~8メートルまで成長する。出芽が4月ごろ~10月まで長期にわたり、一度駆除した後でも種が残っていれば出芽する。生育のスピードも速く一気に広がってしまうため、近年農家を中心に頭を悩ませているとのことだった。

 少なくてもすぐに広がるため見つけたら、すぐに抜くことが欠かせない。11月に入り、徐々に枯れる時季になったが、種には硬いとげがあるため駆除の際は注意が必要だ。

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