盛岡市の児童文学作家柏葉幸子(さちこ)さん(67)の小説「岬のマヨイガ」が、アニメーション映画化され、2021年に公開されることが決まった。大震災に見舞われた本県沿岸のとあるまちを舞台に、心の再生の物語が展開する。小説は14年から60回にわたって本紙に書き下ろし作品として連載された。

 小説は小学5年生の女の子が登場したのに対し、映画では17歳の少女に光を当てる。居場所を失った彼女がたどり着いたのは、海が見える古民家「マヨイガ」。血のつながりがない新しい「家族」たちとの、不思議で温かい共同生活が始まる。