2020.11.06

介護絵日記 悩みも愉快に 北上の復元納棺師・笹原さん

笹原留似子さんがつづった両親の介護記録。日々の何気ない会話や介護する側の悩みなどを書き留めている
笹原留似子さんがつづった両親の介護記録。日々の何気ない会話や介護する側の悩みなどを書き留めている

 北上市の復元納棺師笹原留似子さん(48)は、親の介護生活を絵日記風に記録している。介護する人は体にも心にも負担がかかるが「楽しいことを見つけていけばいい」と面白エピソードを書き留め始めた。ユーモアがにじみ出る介護絵日記は、主治医らと共有することで悩みをはき出す場にもなっている。

 絵日記をつけ始めたのは昨年5月。札幌市で8年間暮らした母季(すい)さん(80)が岩手に戻り、同居する父和夫さん(3月に87歳で死去)と2人への孝行をすることになったことがきっかけだった。

 絵日記をつける前から、和夫さんとの親子の会話をつづったブログが大きな反響を得ていた笹原さん。その最愛の父が3月に他界した。「じじが死んだとき、日記を書いていてよかったと思った。じじの記憶が残る」とかみしめる。一周忌を迎えるまでにまとめ、お世話になった人たちに見せたいと考えている。