北上市立花の市立博物館(杉本良館長)は、特別展「蝦夷(えみし)の赤い甕(かめ)―最強の蝦夷は和賀川にいた―」を開催している。

 同市の和賀川流域を中心に出土する約1200年前の土器「赤彩球胴甕(せきさいきゅうどうがめ)」に焦点を当て、同時期に北東北の人々と朝廷が争った38年戦争(774~811年)との関連性を考察する初の試み。文献史に考古学の成果を照らし合わせて蝦夷側の動向を解き明かし、東北の歴史を大きく動かした戦いの実態に迫っている。

 来年3月7日まで。午前9時~午後5時(最終入館は同4時半)。休館は12月から毎週月曜と祝日の翌日、年末年始(28日~1月4日)。入館料は一般500円、高校生240円、小中学生170円(北上、奥州、金ケ崎、西和賀の4市町の小中学生は無料)。問い合わせは同館(0197・64・1756)へ。