達増知事と谷藤裕明盛岡市長は19日、県庁で臨時記者会見を開き、新型コロナウイルス感染症患者の増加を踏まえ「岩手ではクラスター(感染者集団)対策が非常に重要な時期」と県民や来県者へ感染対策の徹底を強く求めた。

 飲食店クラスターから二次感染が懸念されるため関連店舗の特定期間利用者に保健所への連絡を求め、「手洗いなど基本対策を丁寧に行えばリスクを確実に下げられる」と訴えた。

 県内は今月、感染源をたどれない事例が増え、同市の飲食店でクラスターが2件発生。同市大通の飲食店ヌッフ・デュ・パプは利用客15人の感染が確認されている7日だけで100人余が利用したが、検査したのは約30人にとどまる。発症2日前から、無症状でも感染させる可能性があるとされ、症状がなくても最寄りの保健所に相談するよう呼び掛けた。