宮古市と岩泉町は1日、今月5日の「世界津波の日」を前に津波避難訓練を実施した。同市は9月に内閣府が公表した日本海溝・千島海溝地震による津波想定を受け、避難場所を変更して初実施。同町は新型コロナウイルス感染症対策で、事前に各家庭で記入した避難者名簿を使った。状況の変化に応じた訓練を通して、住民は命を守るための備えを確かめた。

 宮古市は午前6時、青森県東方沖を震源とする震度6弱の地震と大津波警報発令を想定して訓練を開始。市によると、市民約350人が参加した。

 内閣府の浸水想定拡大を受け、市は宮古消防署など従来の避難場所7カ所を浸水の恐れがあるとして削除。新たに暫定的な避難場所として18カ所を追加して訓練した。