県警は、新型コロナウイルス感染症の拡大に便乗し、架空の補助金を活用した抗菌作業の勧誘について相談を受けた。高額な代金を請求する詐欺に注意を呼び掛けている。

 県警生活環境課によると、13日午後2時ごろ、盛岡市の小売店に、同市内の業者をかたる人物が電話で「コロナの感染予防作業をする会社だが、店舗の抗菌をしないか」と持ちかけた。経費には、実在しない市の補助金を活用すると説明した。業者は市外局番「03」の表示で会社も実在しないため、対応した従業員男性が盛岡東署に相談した。

 県警は経費と補助金の差額と称したり、不必要な作業を繰り返すなどして最終的に高額な代金を請求する詐欺に発展するとみている。