東日本大震災の津波で局舎が全壊し、山田町長崎のプレハブ仮設店舗で営業していた山田郵便局(沢田修章局長)は16日、同町川向町に新築した本設店舗に移転し、営業を開始した。再建した金融機関や商店が集まる三陸鉄道陸中山田駅前に立地し、まちづくりの一翼を担う。

 現地での新築移転業務開始式には関係者ら約20人が出席し、テープカットで門出を祝福。日本郵便東北支社の古屋正昭支社長は「9年8カ月ぶりに開局できた。地域の皆さまと一緒に山田町の復興に尽力したい」とあいさつした。

 震災で県内の郵便局は49局が被災し、現在も5市町村の7局が休止している。