岩手町の食肉加工販売・肉のふがね(府金伸治社長)は、短角牛の生ハム「セシーナ」に県産食材で香り付けした新商品の開発を進めている。仕込みの際に八幡平市の酒かすと葛巻町のヤマブドウを使い、1年以上かけて熟成する。産地と連携した地産地消の取り組みとして、製品の魅力アップにつなげる。

 酒かすは同市の蔵元わしの尾(工藤朋社長)が提供。油と一緒に混ぜ、日本酒の豊かな香りが感じられるように仕上げる。製造量は約60キロ。ヤマブドウは、葛巻町の岩手くずまきワイン(社長・鈴木重男町長)の搾りかすを活用。約40キロを仕込み、岩手らしさが感じられる逸品に完成させる。

 ともに来年11月29日の「いい肉の日」のイベントでお披露目される予定だ。