釜石市甲子(かっし)町の大畑団地自治会(菅原武会長、約150世帯)は、病院やスーパーへの住民の足を確保するため、タクシー相乗り事業を始めた。市内初の交通弱者対策のモデル事業として12月末まで試行。自治会が運営主体となり、高齢化が加速する地域コミュニティーの活性化や住民同士の見守りにつなげる。

 運行はスーパー行き(週2回、往復)と県立釜石病院行き(週1回、往路のみ)。同自治会に登録料(3カ月500円)を納めた住民が希望日の前日までに申し込み、自治会がタクシー事業者に配車を依頼する。最低運行人数は2人。運賃は利用者の割り勘で、自治会が1カ月ごとにタクシー事業者に支払う。市は1カ月1万円を助成する。