マツタケV字回復に期待 昨年大凶作の岩泉、今季の出荷本格化

本格的なマツタケシーズンを迎え、県内有数の生産量を誇る岩泉町の関係者は豊作への期待を膨らませている。昨年は記録的な不作で、2017年以降厳しい状況が続く。今年は出だしこそ例年より遅いが、関係者は気象条件が良く平年並みの出来を期待。「今年こそ」と町の特産品のV字回復に望みをかける。
同町では例年より1週間ほど遅れたが、先月末から出荷が本格化。同町乙茂(おとも)の道の駅いわいずみでは、3千円台から1万円台まで大小さまざまなマツタケが売り場に並び、住民や観光客らが品定めした。