日本鋳造工学会が国内で最も優れた鋳物製品を表彰する本年度の「キャスティングス・オブ・ザ・イヤー賞」に、奥州市水沢羽田町の南部鉄器製造業及富(及川一郎社長)が制作した「南部鉄瓶ゴジラ」が選出され、28日に同社で表彰式が行われた。

 〝ゴジラ好き〟の菊地章専務(63)が発案・制作し、精緻な伝統技術やアイデアの斬新さが評価された。菊地専務は「伝統技術を守りつつ、夢のある作品を作り続けたい」と意欲を新たにした。

 作品は初代ゴジラの胸から上をモチーフにして、ぼこぼこした肌の質感も表現。ゴジラの尻尾が持ち手で鼻からお湯が出る。65個限定で受注生産し、昨年春以降、20個以上売れている。価格は110万円。