県交通(盛岡市、本田一彦会長)は、西和賀町で運行する路線バス事業から全面撤退する方針を固めた。来年3月末で町内2路線とバスターミナルを廃止。慢性的な乗務員不足や利用者減少、新型コロナウイルス感染症の影響による全社的な売り上げ減を踏まえて総合判断した。

 同社が市町村の全路線を廃止するのは初めて。東北運輸局岩手運輸支局に廃止届を提出した。

 同町の2路線は貝沢線(ほっとゆだ駅前-貝沢、33・2キロ、平日1日6本)、沢内線(ほっとゆだ駅前-町立西和賀さわうち病院前、8・3キロ、同11本)。同町湯田に置く湯本バスターミナルも廃止する。