本県の主力魚種のサンマやスルメイカ漁が苦戦する中、これに代わる魚としてマイワシが注目を集めている。東日本大震災前後から資源量が増加傾向にあり、県内でも水揚げが大幅に伸びた。本県沖では今月から、小型漁船による2年目の試験操業が始まる。漁を定着させ、苦境にある漁船漁業を救う魚にしたいと浜の期待が高まる。

 試験操業は今月から、最長で来年7月ごろまでを予定する。5トン以上20トン未満の小型船を対象に、集魚灯を使う「火光利用敷網」と、「すくい網」の2漁法を認める。サンマやスルメイカに比べ単価が低いため、採算性を中心に本格導入できるか精査する。