山田町織笠の山田高(宮学校長、生徒111人)の2年生31人は1日、復興・防災学習の一環で山田湾のオランダ島を訪れた。島は東日本大震災で被災し、今夏10年ぶりに海水浴場が再開。「復活の記憶」の学習テーマに沿って復旧の経緯や現状を学び、利活用を見据えた初の津波訓練にも参加。地域の宝の価値を知り、可能性を探った。

 一行は巡航船で移動後、周囲約900メートルの島を回ってごみを拾い、江戸時代にオランダ船がいかりを下ろしたという島名の由来を記す石碑や山田湾の風景をタブレット端末で撮影した。

 生徒は事前に過去の本紙記事を読んで島の歴史や被災、復旧の様子を学習し、同行した町職員に「知名度を上げる取り組みは」「どう活用させるか」など積極的に質問。山崎飛鳥さんは「風景がきれいで、他県からも人が来る魅力がある」と実感し、佐々木真海さんは「山田のシンボルなので、観光地として発展してほしい」と期待した。