遠野市松崎町の遠野北小(後藤良子校長、児童316人)は本年度、創立50年目を迎えた。市街地北側を走る遠野バイパス沿いの開発に呼応して規模を広げ、現在は市内最大の小学校としてスポーツから文化活動まで目覚ましい活躍を見せる。17日は同校で学習発表会を開き、6年生60人が半世紀の歩みを振り返る寸劇を披露。歴史を紡いだ先輩への感謝と、さらなる飛躍へ心を一つにした。

 1971年に松崎小、駒木小と、遠野小の一部が統合して発足した。73年から新校舎での学びが始まり、90年代には児童数が500人を超えた。学校所在地の地名にちなんだ「薬研(やげん)太鼓」による表現活動や地域防災の取り組みも盛んで、4千人超の卒業生を輩出してきた。

 寸劇の脚本作りに当たっては、児童が卒業生へインタビューを実施。学校に残る古い資料も読み込み「北小今昔物語」としてまとめた。同日は鼓笛隊や薬研太鼓の発足エピソード、学びやの変遷をコミカルに表現。音楽室に潜む「伝説」など小話も織り込み、会場の保護者を和ませた。