2020.10.18

そば文化の拠点閉店へ 二戸市・きんじ、愛され20年

「たくさんの人たちに支えられてきた」と感謝する昆清美さん
「たくさんの人たちに支えられてきた」と感謝する昆清美さん

 二戸市石切所のそば居酒屋「きんじ」は12月12日、閉店する。20年余り、地域のそば文化を支え市民や観光客らに愛されてきたが、新型コロナウイルス感染症の収束の見通しも立たないことなどから決断した。そば打ち愛好家の拠点ともなってきた二戸駅前の明かりが消えることを惜しむ声も上がる。

 1996年3月、ラーメン店から業態を替えて故昆俊顕(としあき)さんと妻清美さん(63)が開店。2016年に病気のために俊顕さんが63歳で亡くなってからは、清美さんと三男圭輔さん(32)が切り盛りしてきた。

 BS-TBSの「吉田類の酒場放浪記」にも取り上げられた同店。清美さんは「夫と2人で店を切り盛りしてきたのも懐かしい思い出。たくさんの方たちに支えられてここまで来た」と感謝し「最後まで精いっぱい、頑張っていきたい」と前を向く。

 営業は午前11時から午後2時、同5時から同11時(ラストオーダー同10時)まで。日曜定休(月曜が祝日の際は日曜営業で翌日休み)。