宮古市は本年度末に着工する市中心部の市道末広町線(470メートル)の整備計画をまとめた。車道を蛇行させるスラローム化と、電線を地下に埋設する無電柱化工事を行い、18日まで一部区間で整備後と同様に蛇行させ終日一方通行とする交通規制実験を実施する。2024年度の使用開始を見据え、歩行者中心のまちづくりにつなげる。

 末広町商店街を通る末広町線は車道を石畳風のアスファルト、歩道をブロックで舗装し直す。車道の一部の色も変え、速度の抑制を促す。昨年10月の先行実験を踏まえ、現地では角度をより緩やかにした形で白線を引き、通行者の意見を集めている。

 市の試算によると、三陸道と宮古盛岡横断道路の開通の影響で、30年の末広町線の自動車通行量は14年と比べて5分の1に減少するとされる。同商店街振興組合の佐々木慶子理事長(75)は「コロナや高齢化で今後の集客策が悩み。整備を機に道路を生かし、人を呼び込める商店街にしたい」と展望する。