新型コロナウイルス感染症の影響で延期されていたイベントの開催が決まるなど、徐々に予定が増えてきた。取材に足を運ぶと、感染予防対策を工夫しつつ、地域を盛り上げようとする主催者側の努力が伝わってくる。

 今月初めに二戸市浄法寺町で行われた「ラジオdeウオーキングin天台寺」は、5月に開催を予定していたもの。定員を計画の半分の100人に限定、当日は検温や手指消毒を行うなど、念入りな対策のもとに行われた。

 あいにくの雨だったが、アジサイが似合う寺とあり、かえってしっとりとした雰囲気を増す。参加者とともに歩き、マイナスイオンたっぷりの古刹(こさつ)に心身ともに癒やされた。ウオーキングを終え「久々のイベントで楽しかった」といった満足の声を聞き、開催の意義は大きいと感じた。

 「こんな時期だからこそあえてやろうと思った」「家にこもりがちな高齢者らが、外出するきっかけになれば」「少しでも明るい気持ちになってもらいたい」

 複数のイベント主催者から聞いた言葉だ。地域を思う、熱い気持ちに心を打たれる。情熱を抱いて奮闘する人たちの思いも、記事に込めていきたい。

(阿部友衣子)