2020.10.17

ホタルの里、ミョウガ愛 慈しみ育てる、陸前高田の佐藤さん

「ホタルミョウガの加工品を作りたい」と夢を描く佐藤きみえさん。左奥の畑の面積を少しずつ広げている
「ホタルミョウガの加工品を作りたい」と夢を描く佐藤きみえさん。左奥の畑の面積を少しずつ広げている

 陸前高田市横田町の佐藤きみえさん(58)は、自宅敷地内で「ホタルミョウガ」と命名したミョウガを大切に育て続けている。一帯では収穫期に合わせるようにホタルが群舞することから名付けた。

 夫を亡くし、家庭環境が激変した東日本大震災後に畑仕事や家周りの環境整備に力を入れるようになり、ミョウガ畑も拡大中だ。「みんなのために加工品を作って売りたい」と夢を広げる。

 自宅は佐藤さんの生家で少なくとも明治時代からミョウガが取れていた。一帯にはゲンジボタルとヘイケボタルが生息し、近年は数が増えているという。