竹籠に和紙などを貼り重ねた「一閑張(いっかんばり)」を制作する遠藤久美子さん(60)=盛岡市北松園=初の個展が一関市山目のギャラリー柊で開かれている。日本の伝統工芸に自身のオリジナリティーを融合し、「美貼y(ビバリー)」と名付けた一点物が来場者の目を引いている。

 展示されているのは2年前から作りためたバッグや裁縫箱、びょうぶ、椅子など約50種。片側は赤い夕焼け、もう一方は夜空に浮かぶスーパームーンと絵柄が非対称なバッグ、ステンドグラスのような幾何学模様を施した手提げなど、和紙のほか絹や木綿を重ね合わせて独自の世界観を表現した。

 今後の開催日は18、25日、来月1日。いずれも正午から午後5時まで、入場無料。