手書きやパソコンで聴覚障害者に言葉を伝える「要約筆記者」の県内での登録が進んでいない。本年度当初の登録者は78人で5年前の80人からほぼ横ばい。高齢化による引退などが背景にある一方、今年は新型コロナウイルスで周知活動も影響を受けた。盛岡市の県立視聴覚障がい者情報センター(大芦洋悦所長)はニーズに対応するため、養成講習会の参加を呼び掛けている。

 同センターは本年度、新規登録者の確保や次世代育成を目指し、大学などで若い世代へ周知を予定していた。しかしコロナの影響で多くがオンライン授業になり、学生対象の説明会も断念せざるを得なかった。