2020.10.15

柳家本店 惜しまれ来月閉店 コロナ影響、店舗統合へ

45年間にわたって常連客らに愛された柳家本店=盛岡市大通
45年間にわたって常連客らに愛された柳家本店=盛岡市大通

 盛岡市大通のさわや書店3階で、45年にわたって親しまれたラーメン店・柳家(大信田和彦社長)の本店が11月3日に閉店する。県民に愛される魅惑の味を発信した拠点で、新型コロナウイルス感染症の影響による店舗統合が理由。初代店主の大信田和一会長(79)は「お客さんへの感謝が商売人としての志」と決意を新たに、12月開業の新店舗で変わらぬ味を提供する。

 柳家本店は1975年に開業した。一般に2階以上の飲食店は繁盛しないとの声が根強い中、大信田会長が「店を出すなら盛岡の中心で」という強い思いから開いた始まりの地だ。当初は苦戦もしたが、おかみの妻良子さん(74)は「自己流で何も分からず大変だったが、それも含め楽しかった」と振り返る。

 コロナの影響が広がる今年は、本店の経営も打撃を受けた。同店の4~9月の売り上げは前年比4割減。同社は今後の店舗展開を見据え、本店と大通2号店、アスティ緑ケ丘店(閉店済み)の盛岡市内3店の統合に向けて準備を進めてきた。12月1日には同市大通の映画館通りに総本店(米沢和純店主)を開業。店舗集約によって、柳家は国内外グループ11店舗となる。

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