遠野市早瀬町のすし店まぐろ家(や)(川崎由美子店主)の店内にある鉢植えの月下美人が、大輪の花を咲かせた。美しい花々と漂う甘く上品な香りに、世話をして7年目の川崎店主(71)は喜びに浸った。

 月下美人は1株に26輪のつぼみを付け、5日深夜に過去最多の23輪が一度に咲き、翌6日に残りの3輪も開花した。これまでは、つぼみが付いてもいくつか開く程度だったが、今季は初めて全部咲いた。今年は8月にも15輪が咲き、過去にないほど花付きの良い年になったという。

 月下美人はサボテン科の常緑多肉植物で、中南米原産。高温多湿を好み、年に数回ほど強い香りのある花を咲かせ、数時間後にはしぼむ。