県教委は2021年度、県立学校の耐震化率100%を達成する見通しとなった。残っていた九戸村の伊保内高(高橋良一校長、生徒76人)の校舎改築工事に本年度着手し、来年7月に完了を予定。地域の学びや交流の拠点として安心感が高まる。

 伊保内高は木造2階建ての管理教室棟を敷地内に新しく建て、現在使用する1967年建設の教室棟を解体する。

 県は06年度に耐震改修促進計画を策定し、81年以前の旧耐震基準の建物について診断や改修に着手。県教委によると、策定時点で高校や特別支援学校など県立学校の240棟のうち77棟が、震度6強以上の大地震で壊れる可能性があるとされ、筋交いによる補強や大規模改修などに取り組んできた。