盛岡市中央通の盛岡情報ビジネス&デザイン専門学校(工藤昌雄校長)は30日、情報ビジネス科の授業に岩手日報社のNIB講座「新トレ(新聞トレーニング)」を取り入れた。就職活動や社会生活に役立てるため、新聞から正確で豊富な地元の情報を収集する方法を学んだ。

 当日の新聞を教材に、岩手日報社の記者が講師を務め、同科の1年生34人が受講した。紙面は記事だけでなく、見出しや写真、図表などで構成され、見出しは記事の重要な要素を最小限の字数で表していることを説明。見出しを読んでいくだけでも、紙面全体から短時間で情報が得られることを説いた。

 インターネットのニュースと比較し、地元紙は地域の話題を多数掲載しており、自治体や企業の動向などが就職活動に役立つことを指摘。新聞の各面の特徴を紹介し、各自興味のある記事をスクラップした。

 学生たちは1カ月間、毎日スクラップに取り組み、授業に活用する。鈴木希里葉(きりは)さん(18)は「何を伝えたい記事なのか、十分に理解しながら読んでいきたい」と意欲を高め、糸永響斗(いとながきょうと)さん(19)は「接客のある仕事に就きたい。スポーツ面だけでなく、総合面、社会面にも目を向けたい」と視野を広げた。

 11月まで計3回の講座を予定している。

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