県教委は本年度、小規模校を対象とした高校の魅力化促進事業を展開している。1学年3学級以下の県立高28校が市町村などと連携し地域の産業や課題を題材に学習を掘り下げ、地域を支える人材を育成。小中学生に成果を発信し入学者確保にもつなげる。各校ならではの特色づくりが注目される。

 花巻市大迫町の大迫高(小船光浩校長、生徒77人)は1、2年生が総合的な探究の時間の授業で地域特産のブドウとワインについて講義を受け栽培を体験する。ワインについての学習は初めての試み。

 一関市萩荘の一関工高(佐々木直美校長)は地元企業から業務や製品開発の秘話を聞いたり、技術を生かして地域に電飾を取り付けるなどの体験を展開。他校も地域課題解決や地方創生を考える取り組みなど、独自色を打ち出す。