県内各地で6日、2020年の仕事始めが行われた。三陸鉄道(宮古市)は昨年10月の台風19号豪雨からの復興や東京五輪の対応へ結束を確認。半導体製造大手キオクシア(東京)は今春に北上新工場の量産開始が迫る中で関係者が緊張感を高めた。

 三鉄の中村一郎社長は、宮古市栄町の本社で年頭訓示し「台風被害は甚大だったが、社員一丸の対応と全国からの支援で着実に復旧は進んでいる。全線復旧を三鉄の新たなスタートとし、基本に立ち返って新たなチャレンジをする」と強調した。終了後、職員は宮古駅のホームに集い、新年の飛躍を期した。

 北上市北工業団地に新設された半導体製造大手キオクシア(東京)の工場では、3月にも半導体記憶装置フラッシュメモリーの量産が始まる。現地子会社キオクシア岩手の年賀式で、米倉明道社長は「これまでは立ち上げの局面だったが、今年は量産工場としての真価が問われる」と訴えた。