東日本大震災で高台移転した宮古市田老の三王団地の住民は5日、現地で餅つき会を開いた。餅つきや1歳児の一升餅歩行を通じて幅広い世代が交流し、震災後希薄になりがちな地域の結びつきを強めた。

 三王地区自治会研修センターに高齢者や親子ら約70人が集い、臼ときねでついた餅をごまやクルミに絡めたり、雑煮にしたりして味わった。地域の1歳児を祝う一升餅も初めて行い、一生懸命歩く姿に声援や拍手を送った。

 三王1自治会の下西剛副会長は「できたばかりの自治会でまだまだよちよち歩き状態。住民の結束を強めて地域を成熟させていきたい」と見据えた。