井桁に組んだまきを燃やし、火の粉が舞う方向などで農作物の作柄を占う二戸市の奇祭「サイトギ」は30日、同市似鳥の似鳥八幡神社(佐藤清寿(せいじゅ)宮司)で行われた。火の粉は真っすぐ夜空へ上がり、今年は「平年作」の託宣が下された。

 下帯姿の男衆14人が水ごりで身を清め、境内のお堂を参拝。ほら貝の合図で、燃え盛る高さ約2・5メートルの井桁に立ち向かった。男衆が井桁を棒で揺さぶると、天高く火の粉が舞い上がり、冬空を赤く染めた。