一関市と宮城、秋田両県にまたがる栗駒山(1626メートル)の火山防災協議会(会長・達増知事)は27日、盛岡市内で幹事会を開き、昭和湖周辺の火山ガスの高濃度が続いているとして、2019年から行っている須川コースの一部通行止めを20年度も継続する方針を示した。本県側は産沼(うぶぬま)コースが通行可能となる。

 通行止めは苔花台(たいかだい)から天狗平(てんぐだいら)までの1・8キロ。19年6~10月の観測結果によると、昭和湖周辺の火山ガス濃度が基準値(10ppm)の25倍となる250ppm超を16回観測した。火山ガス対策専門部会(部会長・土井宣夫岩手大客員教授)は高濃度が長期化する可能性が高いとの見通しで一致した。