盛岡市の不動産業、岩手地所(菊池信弥社長)が北上市大通りに建設していた省エネルギー型のテナントビルが29日、開業する。エネルギー消費を従来型の約3分の1に抑制。入居者は経費節減、所有者は環境配慮のアピールとテナント誘致の競争力確保が期待できる。

 名称は「岩手地所北上駅前ビル」でJR北上駅の西口に立地し、鉄骨造り5階、延べ床面積2764平方メートル。外壁は断熱材を従来の1・4倍厚くして断熱性能を高め、集中管理型のエアコンを導入。空調による年間のエネルギー消費量を従来基準値の47%程度に抑えた。照明は発光ダイオード(LED)で在室検知のセンサーをつけ、従来の3分の1程度に抑制。屋上には太陽光発電を備えている。